令和2年夏から約2年がかりで竣工した「災害復旧工事」について、私たちが思うこと。 2022年4月21日 木曜日
■ 晴れ続ける事もないけれど、止まない雨もありません!

私たち秀電社が復旧工事を担当させていただいていたのは、大きな川の側にある当時甚大な被害を受けたポンプ場の施設。豪雨水害の発生が2020年7月、復旧工事の着工が可能になったのが同年10月頃(前回取材時は被災から3か月後)だったのですが、大きく残された水害の爪痕には言葉を失うばかりでした。
それから幾つもの季節が過ぎ、復旧工事の終了予定の報告が届いたのは水害発生から1年半が経過した頃。技術士たちの懸命な努力により、約2年もの時間を経てポンプ場は無事に再稼働を果たすことができたのです。

ポンプ場付近の街の電柱には「当時3.8mの高さまで水位が上昇していた事」を示すプレートが新たに設置されています。

街中にある民家で水位は4.7mまで上がり、2階の半分以上の高さまで氾濫していたことが窺えます。

今回の機械工事を担当したポンプ場施設1Fの搬入扉。水没した際の水圧で大きく損傷していましたが、

今では新しい扉が設置され、

当時土砂に埋もれていた所を洗い出した機械も

見事に美しく蘇り

濁流の中にあったことを示していたあの藻屑は

跡形もなく綺麗に取り除かれていました。
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